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日坂宿と宮正路園のメロンスムージー、のココロ。

IMG_5862毎日 暑いですな。
こう暑いと、知恵も体力も見えない何かになって空に吸い取られているような気がします。
しかし、腹を括ればそれもまた気持ちの良いもので、いっそのこと、外へ出掛けて思う存分汗をかくのも爽快です。

えー、きょうは掛川のお話。
掛川と一口にいっても、見どころが多過ぎていけません。
数ある見どころの中から、きょうは本blogらしく日坂宿のよしなしごとを。

IMG_5864日坂宿は、お江戸は日本橋から数えて25番目、遠州最初の宿場です。
東に掛川宿、西に金谷宿、かつては箱根峠、鈴鹿峠と合わせて東海道三大難所といわた、夜泣き石で有名な峠 小夜の中山(さよのなかやま)の西に位置します。
今では、国1バイパスや旧国1であっという間に越しちゃうんですけどね。

山間の小さな集落、文字通りの山里で、ひとたび長雨や増水で大井川が越せぬとなれば、
西から江戸へ下る旅人は金谷宿に足止めされ、さらに日坂宿にも溢れたといいます。
そんなことから、この小さな山里には大小合わせて33の旅籠がありました。
平成の世を迎えて久しい今も、そのうちの特徴的な三つの建物を観て、触れて、体験することができます。
地域と有志の皆さんの努力に感謝。

IMG_5853そのひとつが大旅籠の「川坂屋」。
宿場町の西のはずれに位置するこの大旅籠は、ヒノキの上段の間が造られ、その精巧な木組みや格子、欄間の造りから、武家や公家も逗留したといわれます。
広大だった敷地は、現在では旧国1の拡幅や国1バイパスの橋脚に取られましたが、それでも、当時の姿と格式を今に伝えています。
これまで、あちこちの宿場を訪ね多くの旅籠を観ましたが、この大旅籠は実にすばらしい。
IMG_5903そして、その東には一般市民が利用した旅籠「萬屋」。こういう宿には、いわゆる「飯盛り女」みたいな人がいたんでしょうなぁ。
最後に、宿場の要職 問屋場(といやば)、今で言う郵便局+レンタカー屋さんを務めた伊藤 文七が暮らした「藤文」。この時期、母屋裏の蔵前には、アジサイがひっそりと咲いています。

シブいシブい宿場跡ですが、ここは観光客で賑わう他の宿場とは一味違う魅力があります。
家々は、今もいにしえの屋号を軒先に掲げます。
「山田屋」、「わた屋」、「近江屋」、「八文字屋」…。
江戸の息遣いが今もなお聞こえるようです。

IMG_5904きょうのおまけは、道の駅 掛川のメロンかき氷。
氷室でじっくりと冷やした氷に、掛川産クラウンメロンのシロップがたっぷり。
それと、宮正路園のメロンスムージー。なんとメロン100%。これがまた格別。
いつも変わらぬおばさんの笑顔と心遣いにも感謝。
一杯900円也。損はないよ。

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