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ペルリ提督とキンメダイ、のココロ。

下田というところは、ふるさとしずおかは伊豆国の中でも知名度が高い。
幕末の黒船来航によるものなんでしょうな。
黒船来航、日米和親条約の締結。
その後、横浜港が開港されるまでのおよそ5年の間は、
この地は文字通り日本でもっとも米国に近いところであったわけです。
というわけで、きょうのよしなしごとは伊豆国は下田のお話。

下田というところは、古くから漁業と観光の町として栄えましたが、
そこで暮らすのはおよそ22,000人。小さな小さな町です。
ここ数年は、長引く不況や震災の影響を受けた大型観光施設の閉鎖による大量解雇など
深刻な問題も抱えています。

IMG_5737しかし、しかし。
この下田にはたくさんの見所があるんですな。
例えば、爪木崎。
東にちょこんと飛び出た須崎半島の東端にあるこの地は水仙の名所。
12月から2月にかけて300万本の水仙が花を咲かせます。
小さな入江に俵磯と呼ばれる溶岩石と白亜の灯台。
穏やかで美しい風景です。
IMG_3062そして、なんと言っても懐古情緒いっぱいのペリーロード。
石造りの蔵やなまこ壁の建物が残るこの道は、
ペルリ提督が下田に上陸したとき、
西に位置する了仙寺まで乗組員300人を引き連れて
行進した道といわれています。
この道の中ほどにある骨董&珈琲の風待工房。
暖簾をくぐると、歴史を刻んだ様々な陶器と香ばしい珈琲の香りが旅人を出迎えます。
IMG_5754物静かで優しい笑顔の亭主はオートバイ乗り。
イタリーのDUCATIを愛する自由人です。
なんと、この古い店 以前は蕎麦屋だったとか。
この港町が栄えた時代には、この店の蕎麦がお女郎さんの空腹を満たしたんでしょうなぁ。
川辺の柳がそんないにしえの時を想像させます。
それから、この時期 了仙寺は境内のアメリカジャスミンが満開。
とってもいい匂いがします。

IMG_5757で、きょうのおまけは下田バーガー。
キンメダイのフライをはさんだご当地グルメ。
香ばしい衣がふっくらした白身を包みます。
甘めのソースがよろしい。
キンメダイはやっぱり美味いね。
下田港は漁獲量日本一なんだってさ。

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