すっかり寒くなりましたなぁ。
しかし、東や西の地域が大雪に見舞われているというのに、ふるさとしずおかは寒いとは言ってもまだまだ過ごしやすい。
本当に恵まれたところです。
ところが、本blogでも度々触れているように、その恵まれた地域の人口減少が速度を増して進んでいます。
新聞でもしょっちゅう取り沙汰されています。
『県人口370万人割れ。』
『産業空洞化、転出止まらず。』
『雇用ミスマッチ深刻。』
これらの問題には、直ちに、そして真剣に取り組まねばなりません。
そういえば、間もなく衆院選ですな。
こういうことに着目した投票を心掛けなくては。
さて、きょうも、ふるさとしすおかの良いところについて。
いろいろな問題が山積みでも、私たちのふるさとしずおかには良いところがいっぱいあるのです。
修善寺というと、まず思い浮かぶのが温泉。
そう、伊豆で最も歴史がある温泉。全国名湯百選にも選ばれています。
美しい桂川が流れる、小さな風情のある温泉街です。
この修善寺。地名として有名ですが、もともとは同地に立つ禅寺の名前。
802年、弘法大師によって建立された曹洞宗の古刹 修善寺です。
土地柄、北条氏とゆかりの深いこの寺は、鎌倉時代には時の為政者やその縁者の幽閉先として、度々表舞台に登場します。結構ダークな歴史があるのです。将軍暗殺とかね。
とはいえ、晩秋から冬にかけての修善寺はまことに美しい。
静かな竹林と紅葉に囲まれ、桂川の流れに耳を澄ませば、日頃の憂いが晴れるようです。
古刹 修善寺には、非公開の美しい庭園があります。大正天皇が東宮でいらした時に東海一の名園とお墨付きをいただいた、それはそれは美しい中庭。
大切な誰かと肩を並べて歩けばまた格別です。
きょうのおまけは、修善寺の蕎麦の名店 朴念仁。
何度か訪れましたが良い店です。
しかし、旨いけどちと高い。これなんと一人前2,200円。
おむかえの500円のワンコイン蕎麦 さくだ のテントも負けず劣らず大盛況でしたよ。
次はそっちに行くのだ。